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2009/10/05

白山百膳

白山市(旧松任市)は、
平成の大合併で1市2町5村を含む石川県内最大の市域となり、
人口は金沢に次いで県内第2である。

県境は富山県、岐阜県、福井県にまでおよび、
霊峰白山を中心とした山々や、1級河川の手取川、
13kmにもおよぶ海岸線がある。

まず簡単に白山市を紹介させていただいた。

市内から国道157号線を白峰(白山麓方面)へ向かって走った。
右手には手取川の渓流が涼しげだ。
道路を挟んで目前には緑の山々。

改めておいしい空気と自然に感謝しながら、
何回聴いても飽きない寺尾聡をボリュームあげて口ずさむ。

東京では移動は電車で事足りるので、
まず車を運転することがない。
しかしこっちでは車がなければ仕事にならない。

どこへ行くにも車だ。
近くの銀行へさえ行くにも車に乗ってしまう。
そう考えると、
東京の人のほうがよく歩くので体力はあるだろう。

運転好きな私は白山へ帰ってくると愛車で近くを一回りする。
気分が落ち着くのだ。車の中の空間もここちよい。

しばらく走ると左手に吉野工芸の里があったので
立ち寄ることにした。URLは下記のとおり。
http://hakusan-no-megumi.jp/nature/nature_detail.php?P=42


この地域は「白山百膳」というキーワードで、
地域の素材を活かしたオリジナルの品書き(御膳)で
観光誘客事業を行っている。

旅館や施設や店が、趣のある御膳で迎えてくれるのだ。
HNKでも取り上げられて話題となっている。 

吉野工芸の里の「お食事処よしの」でお昼をいただくことにした。

この店の白山百膳は、「岩魚すし御膳」。
岩魚のにぎりは初めてだったが、近くの川でとれたのだろう、
とても新鮮であっさりしていておいしかった。1,365円。
















しかし私が感心したのは、にぎりのそばに添えられている
笹の葉で作った「バッタ」である。実にうまい細工である。
しばらくこのバッタに魅入ってしまった。

本物と見間違うような出来栄えだ。
このような「あしらい」に心がホワーッとなごむんですよね。
















吉野工芸の里の入り口の左手に大判焼きのお店があった。
山道にもかかわらずお客さんが列をなしていた。
















覗いてみると焼いていたのは若いお兄さん! 
気さくに写真もOK! 
















つい5つ買ってしまった。
アンコは甘みをおさえてあったので、
昼食後にもかかわらず、胃袋にスーと入っていった。




















店は評判で、遠くからも買いに来るということだ。
うなずける。味は大合格だ!

これはおもしろい。
吉野工芸の里の入り口の左手に公衆トイレだが、
ちょっと豪華ではないか。
各部屋が違う。
バブル期につくったのだろう、かなりお金をかけたトイレだ。







 

















地域は連携してがんばっている。
白山市の観光事業はこれからだと思った一日だった。

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